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自閉症は100人に1人
自閉症は決して珍しくない
自閉症とは、社会性や他者とのコミュニケーション能力の発達が遅滞する発達障害の一種です。その不適切と考えられるようになった名称から「引きこもり」をイメージしがちですが、脳障害が基盤で起こる発達障害である自閉症は、引きこもりや何らかの理由で自ら心を閉ざしてしまう精神的な病気とはまったく異なります。 自閉症には、知能に問題のない「高機能自閉症」と、知的障害の認められる「低機能自閉症」があり、一般に「自閉症」という場合は低機能自閉症のことをいいます。 自閉症は、現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与すると考えられています。大半は3歳前に発症し、大人になってから自閉症になることは先ずありません。そして、療育によって症状が好転することはあっても、完全に治ることのない、生涯にわたる障害といえます。 自閉症は日本では1000人に1~2人の割合で生じていますが、自閉症の定義によって発生率は大きく変わります。日本自閉症協会によると、現在全国に推定36万人、知的障害を伴わない高機能自閉症など含めると120万人といわれています。つまり、自閉性障害は100人にひとりが有するといわれるほど、決して珍しくないです。 自閉症は、多くの誤解から正しく認められていないといった社会問題として取り上げられることもありますが、周囲の環境、親の育て方の善し悪し、テレビやゲームのし過ぎといった、自分や親の責任に起因するものでは断じてないということを、多くの人が理解する必要があります。 |
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